インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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25号紹介

【八祥産業株式会社】
鉄道車両の部品工事
技術と経験で丁寧な溶接

お客様の安全のため
社員教育を第一に


藤波 こちらはJRの車両を扱う溶接工場と伺いました。歴史を感じる工場ですね。
原田 当社は昭和36年に創業し、鉄道・鉄鋼・造船業として成長してきました。現在では、業務の90%は車両に関わるものを扱っています。
藤波 JRの工場にほど近いですね。
原田 はい。JR九州とJR西日本、車両メーカー等の新製車両の部品を製作しています。
藤波 溶接というと、どういったものを作っているのですか。
原田 「薄板板金」という分野で、アルミやステンレスの板を打ち抜き、曲げこんで一体型の部品をつくっていきます。室内部品ですと、みなさまおなじみの運転台。室外は一般の方が見たこともない専門性の高い部品などを加工しています。
藤波 一般的な溶接工場とは扱うものが違うわけですね。力をいれているところは。
原田 社員教育です。やはり電車ということで、最重要課題は安全。工場の中で作業をしていると、お客様何百人もの命を預かっているという感覚を忘れがちになります。亀裂や不純物のヒビがあれば、人の命に関わります。資格取得を推進して技術を高め、JRの事故講習会を受講するなど、職人の意識を高めています。人間ですからミスがゼロということはありませんが、それをカバーすることが大切。チェックや検査などミスを防ぐ仕組みづくりを怠りません。
藤波 目指すところは。
原田 総合技術企業として、今年一年掲げてきたテーマがあります。「共に学び合い、育ちあい、会社と共に成長し、お客様や地域に貢献し、喜びを提供できる企業として成長する」。この志を貫いていきたいです。
藤波 皆さんから、強い責任感と誇りを感じます。

 

[ Column ]

プラモデルのように細かいパーツを溶接していく作業。3Dでできた完成予想図を見ながら、イメージをもって確認。今後目指すのは、鉄道車両の総合メーカーとしての新たなものづくり。例えば運転台ならば、電気配線まで行った状態で車両メーカーに納品することを目標にしている。お客様に八祥産業の名前を覚えていただき、「あそこなら大丈夫だよね」と仰ってもらえる信頼を第一に掲げている。


[ Dragon Point ]

工場内を見学させていただいた。非常に緻密で細かい溶接が多い。技術の高さに驚きました。


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八祥産業株式会社
代表取締役社長 原田 龍太郎
【本社】福岡県北九州市小倉北区西港町3-6
TEL. 093-571-1921
【福岡工場】福岡県福岡市東区二又瀬17-19
TEL. 092-611-8767
http://www.hasshosangyo.co.jp

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