インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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40号紹介

株式会社オーセンアライアンス
水処理・洗浄装置分野で光る
世界オンリーワンのSDGs

米企業と共同開発した
水問題に貢献するシステム


藤波 水に関して、洗浄や水処理に関する専門的な企業なのですね。
佐藤 はい。当社は「クリーン化技術で世界に貢献」を理念に車載モーターなど工業用の洗浄機や半導体用の超純水などを製造しています。身近なところで言うと、手術用品を洗浄する医療用洗浄機について、東京の大病院は当社がほぼ網羅してシステム製造しています。
藤波 水処理の企業として、御社の特徴は何ですか。
佐藤 最大の特徴は、昨年米企業と7年がかりで開発した水処理装置『AEDR』です。それまで当社は長野県に本社を持つ一般的な浄水関連の企業でしたが、水の再利用に貢献する世界ではじめての装置を開発しました。
藤波 どういった点で、『AEDR』は世界初の技術なのでしょうか。
佐藤 半導体工場や大手飲料工場ではほとどんど『RO装置(逆浸透膜装置)』と呼ばれる装置を使い、水を磨いています。これは1950年代に開発され、業界ではいまだに標準的な水処理システム(逆浸透膜システム)です。しかしこのシステムには欠点があり、3割の水が濃縮排水となり、無駄になります。濃縮排水を再利用するにしても、パワーを要するため相当の電気コストが必要です。
藤波 水もお金がかかりますから、3割も捨てるのは、もったいないですね。
佐藤 その通りです。私たちが開発したのは、この濃縮排水の水質を改善するものです。これにより約97%の原水を無駄なく活用することができます。これまで産業における水の大量破毀は対処できない問題でしたが、この装置があれば水のSDGsに貢献できます。私たちは小さな企業ですが、今後社員と価値観を共有しながら、この装置をはじまりに世界に貢献していきたいです。
藤波 今日は勉強になりました。

 

[ Column ]

従来の水処理システムは売れるが自然に価格競争になる。そういった思いから自社独自のシステムを追求し続けた。排水のほとんどを原水に戻せるが、その処理に必要な電力も低電力。他社製のシステムにも設置できて、置くだけでいいため、スピード感のある貢献が可能だ。

[ Point ]

まさに知られざる水の環境問題!あるビバレッジ工場では1時間に100トンの排水が出るということを聞き驚いた。またRO装置は佐藤さんが知らない分野でも多く使われているそうで、これからますます広がりを見せるはずだ。

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株式会社オーセンアライアンス
代表取締役 佐藤 匡也
【本社】 長野県茅野市玉川915-1
TEL.0266-82-6550
【東京営業所】 
神奈川県相模原市中央区南橋本3-9-6
久野窓建ビル3F 301号
TEL.042-703-1522
https://www.authen-alliance.co.jp

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