【有限会社デジタルシステム】
良いものを、より良い舞台へ
柔軟にやります その商品にぴったりの宣伝
コツは良いところを見つけて
情熱を持って伝えること
小林 エンターテインメントのイロハは、プロレスからかなり学ばせてもらいました。特に人を動かすことについて。感情を揺さぶられることは、エンタメの魅力の一つですよね。
藤波 プロレスがPRの仕事に生きていますか(笑)
小林 ええ。プロモーションのポイントは、良いところを見つけ、いかに短いフレーズで人に伝えるか。そして共感してシェアしてもらうか、ですから。
藤波 口コミなんか、まさにそうですね。
小林 あとはこちらの熱≠ナす。紙とネットを組み合わせて、本当に良いものを、どう分け与え、続けてもらえるか、常に心がけています。
小林 イベントの企画では、各業界のスペシャリストとチームを組んで運営することがほとんどです。ほぼ毎回、新メンバーなんですけど。
藤波 毎回新しいメンバーを構成するのは大変ですね!
小林 大変です(笑)。でも、だから楽しい。個性的なメンバーが調和するために、あえて自分の好みを消します。その上で「自分も含め、全員がどうすれば楽しめるか」を考える。
藤波 柔軟さが必要ですね。
小林 皆がやわらかいマインドでないと破たんします。調和を取ってスペシャリストたちと協力し、良いイベントに仕上げられるよう考えるのは、刺激的です。
藤波 日本の商品が、ユニークに発信されることが楽しみです。
[ Column ]
「人工知能を活用して、うつ病の治療をしたい」と小林氏は言う。うつ病の人は、つらいことを人には話しづらい。逆に人ではないものには本音を言える可能性がある。音声認識や会話など、人工知能の環境は整ってきている。「狭く深く考察する機能」と「広く浅く思考する機能」を組み合わせ、さらにチーム作りの技術を活かせば、実現も夢ではない。
[ Dragon Point ]
確かに昔のプロレスは“人が人を呼ぶ”側面が強かった。本気度がすごかったと、当時を振り返っても思う。小林さんのPRやチーム作りにも、エンターテインメントへの熱意が感じられた。プロレスから多くを学んだというのも頷ける。
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