インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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号紹介

【井上工務店】
職人たちをまとめるコツは
「持ちつ、持たれつ」

20代で、大工の道へ
現場を生かした職場づくりを



藤波 現場を生かした企業づくりを実践されていると伺いました。

井上 最初は造作屋さんの番頭をしていたんですよ。

藤波 現場を管理する側ですよね?

井上 それで次第に監督や大工さんたちと仲良くなって、できる人・できない人の見分けがつくようになった。

藤波 そこから独立を?

井上 その前に、憧れの大工になりました。管理する側に戻ったのは、20代で親方に弟子入りして、腕を磨いてからですね。

藤波 どんな親方だったんです?

井上 私が職人としてまだ駆け出しの時、一人で現場に行かせて、自分は遊びに行くような(笑)。

藤波 カッ飛んだ人だったんですね。

井上 自由で面白い人でしたよ。それでいて、腕はいいから仕事は万全。他の職人さんからも人気があって。その弟子ってことで私も大工の先輩方から可愛がられた。

藤波 なるほどカッ飛び親方≠フ背中が風土の下地になったわけだ。

井上 「腕一本」で勝負する職人の世界だから、性格は十人十色。個性を理解するようなところがないと。

藤波 管理するのは大変でしょう?

井上 職人のスタイルや性格に合わせた対応をするようにしています。基本的に彼らがノビノビと、しっかり働ける環境づくりは心がけています。結局は「持ちつ、持たれつ」の世界ですから。

藤波 地域の職人の窓口として、力強い動力になってください。

 

[ Column ]

井上工務店では、常時10人ほどの職人を抱えている。仕事には波があるので、稼ぎたい人・休みたい人のニーズを把握してうまく仕事を割り振る。井上さんは朝早く起きて現場に顔を出して職人と話をする、などの普段からのコミュニケーションを欠かさない。「持ちつ、持たれつ」を大切に、職人が働きやすい環境を整えている。


[ Dragon Point ]

職人は「(先輩を)見て覚える」の世界。これはプロレスにも通じる。最初は何もできない。だから試合を見て、覚え、見様見真似でやってみる。その積み重ねが熟練になる。井上代表と話をしていると、昔の自分を思い出した。

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井上工務店
代表 井上 幹啓
大阪府羽曳野市伊賀2-13-16 
TEL. 072-939-6764 FAX. 072-959-2131


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