株式会社神田製作所
ステンレス接ぎ手と
工場の継ぎ手が拓く未来

M&Aで継承した技術
3拠点を束ねる経営戦略
吉岡 長年、ステンレスの継ぎ手を中心に、鉄など他の材料の加工も行っていらっしゃいますね。
河野 当社は、半導体や船の部品に使われる『ステンレス継ぎ手』を中心とする製品について、最新機械によるオンリーワンの加工にこだわっています。加工前に磨きの工程を挟むという全国でも珍しい手法と、加工後に光沢液で艶を出す仕上げで、実用性だけでなく、見た目も美しい製品を実現しています。
吉岡 50年の歴史を持つ製作所ですが、社長は就任間もないと伺いました。
河野 はい。私はもともと『中島製作所(本社工場・ときがわ工場)』を家族ぐるみで経営しており、その4代目にあたります。昨年、神田製作所の先代である神田氏からご高齢を理由にご相談があり、M&Aの打診を受けました。事情を伺うと、後継者がいないとのことでしたので、私が代表に就任することに。現在は3拠点を運営する体制です。
吉岡 3拠点経営には相乗効果もありそうですね。
河野 それぞれ得意分野や繁忙期が異なり、相互に補完できる関係です。神田製作所は技術基盤が強く、顧客からも「他の製作所では替えられない」と高い評価をいただいており、工場スペースにも拡張の余地があります。
吉岡 今後どのような展望を描いているのか、将来の構想を教えてください。
河野 現在、当製作所と中島製作所のときがわ工場は毎日、中島製作所の本社工場にも週2〜3日足を運び、状況を把握しています。神田製作所はまだ学びの段階ですが、魅力ある会社づくりと優れた技術者の採用を目指します。現在6名の人材が在籍し、今後は受託加工だけでなく、社員全員でアイデアを出し合いながら技術を広く発信していきたいです。
吉岡 信頼の技術で顧客の期待に応えつつ、新たな挑戦を続けてください。

[ Point ]
神田製作所さんのステンレス継ぎ手は、私のような素人には違いが分かりにくいのですが、専門の方が見ると特別な形状やこだわりが一目で分かるそうです。中小企業がM&Aで技術を受け継ぎながら、着実に力をつけていく姿は本当に頼もしいですね。これからのご活躍が楽しみです。
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
株式会社神田製作所
代表取締役 河野 聡
埼玉県比企郡ときがわ町大字本郷681-1
TEL.0493-65-5161
http://kandaseisakusyo.web.fc2.com/index.html
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■




















