インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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11号紹介

【いわき市石炭・化石館『ほるる』】
見て触れて感じる博物館恐竜と炭鉱のすべて

化石・石炭から歴史の探求へ子供の好奇心を高める

藤波 すごくインパクトのあるエントランスですね。

高橋 日本で初めて発見された首長竜フタバサウルス・スズキイの化石です。いわき市の双葉層郡で昭和43年に当時高校2年生だった鈴木直さんによって発見されました。ドラえもんの映画『のび太の恐竜』に出てくるピー助のモデルにもなっています。

藤波 展示室もかなりの迫力です。

高橋 8、500万年前のクビナガリュウや400万年前のイワキクジラなど、はるか昔、いわき市で生息していた生き物たちの化石です。長い時間を超えて化石として現代によみがえった生物たちから、時代の移り変わりなどを感じていただければと思っています。

藤波 恐竜の化石以外に、採炭の歴史も学べるのだとか。

高橋 いわきは明治以降に日本の近代化を支えた国内有数の石炭産出地である「常磐炭田」の中心地でした。実際にどんな方法で石炭を掘っていたのかがわかるよう坑道を再現し、常磐炭田の採掘の歴史を学んでいただけます。

藤波 地下600mに降りる雰囲気をあじわいながらエレベーターで入坑するという演出が素晴らしいですね。

高橋 当時の様子をリアルに感じていただければと思っています。「生活館」では常磐炭田が最も盛んだった頃に炭鉱で働いていた人や、その家族の生活も再現しています。

藤波 若い世代の人たちも楽しめそうですね。

高橋 化石や石炭に興味を持つことで歴史への興味につながる。当館がそのきっかけとなればうれしいです。

 

[ Column ]

東日本大震災における原発の風評被害で福島への訪問者が減っている中、常設展の他に期間限定の企画展を開催するなど、県内外からの来館者を呼ぶために様々な仕掛けをされている。毎年夏休みに開催される夜の博物館を懐中電灯の光だけで歩く神秘的なイベント、ミュージアムナイトは地元の小・中学生に大人気。今後発表される次回の企画展にも注目したい。

[ Dragon Point ]

「ほるる」は平成22年にリニューアルの際につけられた愛称。化石を「掘る」石炭を「掘る」にちなんでいる。クビナガリュウのポップなロゴマークも博物館が身近に感じられていい。夏の旅行にオススメ!

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館長 高橋 克江
いわき市石炭・化石館『ほるる』
福島県いわき市常磐湯本町向田3-1
TEL. 0246-42-3155 FAX. 0246-42-3157
http://www.sekitankasekikan.or.jp/
開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)

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