インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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47号紹介

カネ幸陶器株式会社
美濃焼の酒器メーカーが
伝統と現代の融合に挑戦

オリジナル陶器で乾杯
日常×非日常を盛り上げる


藤波 岐阜県多治見市にある美濃焼のメーカーですが、歴史がありますね。
加藤 当社は昭和13年に加藤商店として創業。昭和24年にカネ幸陶器株式会社に社名変更しました。全国で知られる当地名産の美濃焼と言えば何でもできる≠フが取り柄。和食器から洋食器、日常用から高級食器まで、全国の陶器生産のうちほとんどを占めています。
安藤 そんな中、当社は清酒や焼酎を入れる美濃焼製陶器で、カメ・徳利・盃などに特化してきました。
加藤 当社を代表する陶器は、白磁に蛇の目が絵付けされた『利き猪口』。きき酒に用いられる器で、酒造りの現場に欠かせないものです。黄色味を帯びている酒の反対色・ブルーを付けるため酒が映えます。同じように蛇の目の入った醤油検定皿もご愛用いただいてます。
藤波 一つひとつ丁寧に絵付けされていますね。こういった伝統の陶器の他、現代的アレンジにも挑戦していると。
安藤 オリジナル陶器は、お得意さまごとにオーダーメイドで多様におつくりしています。日本を代表するスポーツイベントの祝勝会などに用いられるイベント陶器も当社製品が多数あります。
加藤 温度で絵柄が変わる『冷感・温感シリーズ』も人気です。お酒を入れると「おお〜」と声があがる感動の器です。
藤波 (酒器にお酒を注ぎ)おお〜!模様が変化するのが楽しい!最後に今後の目標についてはいかがですか。
加藤 コロナで酒業界やイベント業界が厳しくなりました。焼き窯の減少や燃料高騰など今も課題山積ですが、これからの復興に向けて励みます。
藤波 これからも本格的な酒造り、楽しい酒シーンを支えてください。

 

[ Column ]

酒祭りなどで使われるお猪口。最近は蛇の目タイプの陶器を集めるファンも急増。各酒メーカーもオリジナルお猪口の販売に力を入れる。同社はニーズに応え、多様な製品を企画。他にも飲食店向けに日本酒の1升サーバーとなる『カメサーバー』、贈答品であるハートの文様で絵付けされた『ハート利き猪口』などがあり、オンラインショップを眺めるだけでも飽きない。

[ Point ]

美濃焼というのは私たちの生活に最も馴染んでいる陶器なのですね。そんな中でも酒用ということで、様々な工夫を凝らしてがんばっているカネ幸陶器さん。アフターコロナに向けて飲酒シーンと共に盛り上がってほしいですね。

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カネ幸陶器株式会社
代表取締役社長 加藤 敏之
営業部 安藤 和之
岐阜県多治見市宮前町1-19
TEL.0572-24-8211
http://kanekoh.web.fc2.com

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