インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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48号紹介

鯨ようかんの安田屋
街角研究者が挑む独創菓
スポーツ向け鯨ようかん

老舗米屋の情熱と遊び心
世界で評価されたアイデア


藤波 宮崎市にある老舗米屋安田屋さんですが、チャレンジ精神あふれるベンチャー企業の側面もお持ちですね。
安田 私はフロンティア精神にあふれるタイプで、この年になっても、研究と開発に情熱を持ちすぎて困っています。
藤波 まず、2018年、もち米からつくられた『もちピザシート』が農水省『フード・アクション・ニッポンアワード』を宮崎で初受賞したそうですね。
安田 九州産のもち米を使ったグルテンフリーピザシートで、冷めてももちもち食感で保存性も良く好評です。
藤波 安田さんは街角の研究者だ!最新のアイデア商品も話題ですね。
安田 受賞をきっかけに、アスリートフードマイスターと知り合い、当社が作るご当地名物『鯨ようかん』の成分はスポーツ選手のエネルギー補給や集中力アップに最適という情報を得ました。そこで2日で切れる賞味期限を改良し、変わらないおいしさで生のものよりふわふわとした食感を出す冷凍の『鯨ようかん-Carbo-』を生み出しました。
藤波 伝統菓子の可能性を開きましたが苦労した点は何ですか。
安田 鯨ようかんは宮ア市佐土原の歴史ある菓子。手を加えていいのか悩みました。しかし、宮崎はスポーツの王国です。子どもたちの運動と元気に役立てば、地元はきっと盛り上がるはずと。
藤波 アイデアマンの安田さんは今後も色々なアイデアを温めているのでは。
安田 ええ、次は米粉でつくるグルテンフリー餃子に挑戦する予定。詳細は企業秘密ですが、包まないけど包まれる新食感餃子で、調理楽々な逸品です!
藤波 ますます目が離せませんね!

 

[ Column ]

60歳をすぎてなお、意欲旺盛な安田さん。地元愛も深く、その姿勢は周囲にも大きな刺激を与えている。安田さんの夢はまだまだ終わらない。『鯨ようかん-Carbo-』はドバイなど海外からの提携依頼が急増。海外取引での生産拡大も見据え、工場移転も視野に入れる。もうひとつの夢は『もちピザ』のキッチンカーを走らせること。躍進が楽しみだ!

[ Point ]

私も南魚沼市でお米を栽培しているのですが、研究者の安田さんは「魚沼は粘土質のお米ですね」と興味津々。お米を使っておいしいものをつくりたい情熱は、料理研究家である私の妻とも通じるところがある。いやぁ、面白い方です!

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鯨ようかんの安田屋
代表取締役 安田 導央
宮崎県宮崎市佐土原町上田島1424-4
TEL.0985-74-0067
https://yasudaya5.thebase.in

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