株式会社海鮮商店
北海道鹿部の味覚革命
やみつき『たこうどん』
新鮮なミズダコの頭が
オリジナルの加工品に
北海道鹿部町で鮮魚仲買業を営む『海鮮商店』。お店の名物は『たこうどん』。聞いたことがない名前だが、鹿部町で水揚げされた新鮮なミズダコを再び水槽に入れ、活力をつけて頭部を釜ゆでにし、食べやすくうどん状にカットしたものだ。
「たこの足は皮をそいで、本州の寿司屋や料亭に発送します。さらに残った頭部を何か工夫したいと考え、赤い部分を削いでみたら、まるでうどんのように見えました。『いかそうめん』の真似で『たこうどん』と命名したのです」と木元代表。
木元代表は元漁師。仲卸移動販売を始め、まわりの仲買人の商売を見よう見まねで豊洲をはじめとする地方市場へ発送するようになり、事業を伸ばした。現在は市場を広げて20数カ所に卸している。
「この事業で、燃料高や不漁で苦しむ漁師さんの助けになり、町が元気になればとの思いです。カットからすべて手作業でやっているのは、丁寧にやりたいとの思いがあるから。やわらかな食感を出すためには、ゆで加減がポイントで、味に厳しい漁師が〝うまい〟と太鼓判を押す『たこうどん』に自信を持っています」。ふるさと納税の返礼品としても人気だ。
［ Point ］
しっとりとしていてやわらかい！ごま油と塩を少々つけると、また、格別の味わい。ミズダコがこんなに甘いものだとは知りませんでした。食べはじめると止まらないおいしさ。冷凍でお取り寄せできるので解凍して、そのまま味わえます。酢飯の上にのせて醤油と生卵をかけたアレンジもお勧めだ。
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株式会社海鮮商店
代表取締役 木元 貴光
北海道茅部郡鹿部町字宮浜292-3
TEL. 01372-7-3254
https://kaisensyouten.com
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