インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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49号紹介

本郷メディカルソリューションズ株式会社
医師と地域を結ぶ『ふるさと診療』
やさしさから始まるM&Aです。

地域医療を支える
医師のマッチング事業


吉岡 地域医療難民の課題が高まる中、御社では開業したい医師と引退したい医師をマッチングする『ふるさと診療』という地域医療のサポートをなさっているそうですね。御社の母体は日本最大級の税理士法人『辻・本郷グループ』ですが、なぜ、今この事業に力を入れるのですか。
須田 『辻・本郷グループ』ではヘルスケア事業部で医療関係のお客さまを中心に会計事務をしています。そんな中、会計業務から派生するライフステージに応じたサービスを行う企業として『本郷メディカルソリューションズ株式会社』が生まれました。
吉岡 そのソリューションの中に、独立や引退のお手伝いが含まれているのですね。
須田 はい。私たちは勤務医の医師が、独立したいと思った時に開業のお手伝いをし、その後に会計税務顧問としてサポート。軌道に乗ると個人事業から法人化をお手伝い。そして、引退を考える時に登場するのが『ふるさと診療』です。
吉岡 地方での後継者不足が問題になる中、必要な第三者承継ですね。
須田 長年、地域医療に貢献してきた医院が廃れていく一方で、独立したい医師がいます。開業に際して、ゼロから始めるのか、患者も設備もあるクリニックを継承するのかで初期投資も全く違います。後継者が不在で廃業するクリニックの多くは機会損失。両者をうまく結びたいです。
吉岡 両者にとって非常にうれしいマッチングですね。

ネットワークを生かして
医療の未来を応援するM&A


吉岡 『ふるさと診療』はいわゆるM&Aのひとつのカタチですね。
須田 医療に特化したM&Aではありますが、どうもM&Aというと買収・合併というイメージがあります。そのため、私たちの思いに近い『ふるさと診療』という言葉を使いました。
吉岡 日本最大級の税理士法人がついていることで安心感がありますね。
須田 北海道から沖縄まで全国約90拠点のネットワークを生かしながら信頼されるサービスを提供しています。医療の橋渡しとして使命感を持って運営できれば、大きな社会的意義があります。
吉岡 実際どういった具体例があるのでしょうか。
須田 『ふるさと診療』に限らず、グループの関与するマッチング件数はかなりあります。先日も高齢で「やめようかな」と仰っている医師が九州にいるという情報を知り、私たちが買い手を探して、継承の合意に至りました。実際に物件を見学し、医師同士の相性も見定めます。「年だから、そろそろやめようか」と廃業が慣例になっているところを、私たちが「一度、代わりの方を探してみませんか?」と伝えるのです。
吉岡 地域の患者さんにとっても朗報ですね。

すべては「出会い」
まずは名前を知ってほしい


吉岡 医師が個人事業主から医療法人を目指す時にも『ふるさと診療』が活躍するそうですね。
須田 個人から医療法人になるには物理的な時間がかかります。法人を引き継いで診療を続ける場合、多少、開業場所が変わったところで問題はありません。法人化を含めて新規開業には1億円以上かかると言われる時代、経営を軌道に乗せるのは大変です。引退する医師も辞める医師も経費がかさむ。それを居ぬきとして、スタッフや患者にも継続してもらえると、お互いにとってメリットがあり、夢もあります。
吉岡 かかりつけ医が次世代を指名してくれると安心です。故郷に戻りたい医師や、地方移住をしたい医師もいるのでは。
須田 仰るように40〜50代になって、地元に貢献したい、地元の友だちを診たいと考える医師は増えており、一番の顧客層です。地域で訪問介護を行い、看取りに力を入れたいという使命感のある医師もいます。すべては出会いだと感じます。
吉岡 税理士法人であれば、継承後の税務の問題もフォローできるのですか。
須田 私たちは開業から次の世代まで長く、継続的に信頼できるお付き合いをしたいです。
吉岡 今後の課題としてはいかがですか。
須田 やはり地方の医療問題に関わるこの『ふるさと診療』という名前を多くの方に知ってほしいです。社会に必要とされているマッチングをどのようにして、医師に周知してもらうのかが課題ですね。
吉岡 『ふるさと診療』は、やさしいふんわりした名前ですよね。一度聞いたら忘れられません。ぜひ、日本の医療問題の救世主となってほしいです。

 

[ Column ]

『ふるさと診療』は、地域医療を支えてきたものの、引退を考えている医師や、生まれ故郷や好きな地域での開業を考えている医師にぴったりのサポート。まずは『ふるさと診療』に登録。登録・相談は無料で、様々な情報が送付される。マッチングが成立した後も財務経営支援を受けることができる。

[ Point ]

これは患者さんにとっても必要な仕組みだと感じました。世の中に今、求められている『ふるさと診療』はあっという間に認知が広がりそうですね。1年後はテレビコマーシャルが流れているような気がします。応援しています!

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本郷メディカルソリューションズ株式会社
代表取締役社長/公認会計士/税理士 須田 博行
東京都新宿区新宿4-1-6JR新宿ミライナタワー28階
フリーダイヤル.0120-016-705(9:00〜17:30)
https://ht-hms.co.jp

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