インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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49号紹介

株式会社HR&B
関西から国際競争力を育む
戦略的人事コンサルタントの伴走

グローバル企業の舞台裏から学ぶ
人事と経営の最新タッグ


 これまでグローバル企業で様々な事業構築や組織づくりの経験を経て、大阪で人事コンサルティング会社を設立されました。
藤間 複数の製薬メーカーの営業畑から人事畑まで、グローバルな仕事をしてきました。海外の企業の組織マネジメントは日本の一歩先を進んでおり、マネジメント慣行、リーダーシップのあり方も日本とは全く異なります。私は、今年で62歳になりますが、私が高校生のころはジャパン・アズ・ナンバーワン≠ニ言われましたが、今は多くのランキングで負けています。今後は自分の経験を社会に還元し、日本企業のサポートをしたいとかねがね考えておりました。
 藤間さんが考える人事コンサルティングとはどういう仕事ですか。
藤間 人事というと、人事制度にあわせて従業員を正しく導くというイメージがありますが、それだけではダメです。従業員がイキイキ、ワクワクしてがんばろうという会社でないといけません。社員にやる気を出してもらう、その専門家だと考えます。
 『エグゼクティブコーチ』の資格もお持ちで、経営者の相談役でもあります。
藤間 会社は経営者の戦略によってやり方もカラーも異なります。スタイルにあわせて経営者が本来やりたいことは何かを引き出すことも私の仕事です。当社のエンブレムは日本固有の折り紙の鳥がモチーフ。社名には「人」事と「経営」(ビジネス)が手をとりあって、会社を強くし、日本を強くする≠ニいう思いが込められています。

大小企業の経営者に向けた
戦略的パートナーシップ


 どういったご依頼に対応できますか。
藤間 主に経営者の戦略アドバイザーをしながらコーチングを行っています。また、「人事の課題があるから変えたい」。「人事部が弱いから鍛えて」、「グローバル展開において組織変革を進めているが、日本人ではうまくいかない側面があり、リードしてほしい」などの依頼に応えます。スタートして半年、人生こんなにイキイキと過ごせるものかと思うぐらい楽しいですね。
 人事関連でのセミナーや研修にも対応してくださるそうですね。
藤間 セミナー会社経由でご依頼をいただいています。テーマは「戦略的人事」「グローバル化」「人的資本人事」「ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用」「理念浸透」など様々。話題の「ウェルビーイング」も担当。これは身体的、精神的に健康な状態でかつ、社会的、経済的にも良好な状態を意味する概念で、当社のテーマでもあります。
 どういった業種からのご依頼に対応してくださるのでしょうか。
藤間 製薬、製造、ITなど、どのような業種も対応できます。また、企業規模もスタートアップから中小企業、大企業までご相談ください。
 人事課題はどの企業も共通ですね。

従業員がイキイキ働くことで
企業の未来を切り開く


 人事次第で業績が異なりますか。
藤間 従業員の熱意を意味するエンゲージメントは企業業績に影響することが確認されています。国際比較で、熱意をもって働く割合について日本は5パーセント、世界平均は23パーセントです。経営者だけではなく人事部門も責任を持ってこの数字を見つめなくてはなりません。イキイキわくわくと働くのがどれだけ大切かということです。
 評価制度についてはいかがですか。
藤間 評価は非常に大切です。給与といった報酬だけでなく、良いところを称賛し人を育成することも重要です。業務目標だけでなく、『コンピテンシー』という行動レベルの評価、『タレントレビュー』といった多視点の評価を実践していただきたいです。
 企業規模を問わず、日本企業の課題をどのように捉えていますか。
藤間 日本企業は良くも悪くも終身雇用が残り、活発に自己主張する社員が少ない。意識を変えて競争力を磨かなくてはなりません。また、一旦良いと認めたトレンドを固定しがちですが、海外のように毎年、アップデートすべきです。日本企業は国内での転職が少なく、ひとつの会社しか知らないと異文化を間違いとして排除しがちです。キャリアで入った転職者が少数だと口をつぐんでしまう結果になり、大企業ほどノウハウが陳腐化する。米国型の人事ノウハウをうまく導入したいですね。
 藤間さんの夢を教えてください。
藤間 私は大きな夢を追うドリーマー。ロゴの通り、人事の力で日本を強くするために、人事で個々の会社の経営を強くしたい。それができれば本望です。
 多くの企業が藤間さんと手をとって、日本の経済を発展させてほしいです。

 

[ Column ]

日米ではカルチャーに違いがあり、「自分を殺して組織に貢献する」。「和をもって貴し」といった美徳があるが、ビジネスの世界では自分の意見を発信することが重要。また少数派の意見に耳を傾けられない組織では、イノベーションの分野でも負ける。人事パートナーと自社を見直すところからはじめてみよう。

[ Point ]

複数の企業で、豊富な経験をお持ちの藤間さん。芸能界の現状と今後のタレントのあり方についても、具体例を出しながら、適切なご意見をいただきました。人事の問題はどの業種にも、どのような規模にも通じるものですね。刺激的な時間をいただきました。

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株式会社HR&B
代表取締役 藤間 美樹
大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト19階
TEL.06-6133-5430
https://hrandb.com

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