インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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50号紹介

東神電工株式会社
経営再建のプロが実現
国際基準の組織財務改革

国際基準の組織改革で
上場までの戦略を描く


吉岡 再生を託され就任されたと。
本木 私は元来、内閣府の地域活性コンサルタントが本業で、これまで140社ほどの中小企業の再生に、関わってきました。厳しい経営状態から成長戦略を描き、上場まで持っていきます。医者でいうところの重症者を手術し、健康な状態にして、見守る仕事です。
吉岡 では、『東神電工』はそれだけ難しい経営状態だったのですね。
本木 同族企業で倒産寸前でしたので、まずは1年間で借金を圧縮し、残り半分の返済計画を立て、無駄を省いて、債務超過を逆転させました。
吉岡 具体的にどういった改革ですか。
本木 私の報酬は最低限の成功報酬型として覚悟を決め、余剰分を設備投資・DX化にあてました。弁護士・税理士など士業をすべて入れ変えて、私のコンサルファームを入れ、適材適所でなれ合いをさけた人員配置を行う。また、経営体制をクリーンにしてきました。
吉岡 社員の士気も上がっていますね。
本木 当社の特徴は6割強が女性ということ。そこで女性の活躍を支える仕組みを国際基準で作りました。私が就任してからは残業も廃止。業務効率を図り、適正な設備投資と人的投資をすれば時短業務でも、売上はあがります。
吉岡 今後、中長期的な展望はどのように設定されていますか。
本木 今、経営再建途中であり、中期的には3年以内に立て直す予定です。長期的にはグループ全体を100億円規模の会社にし、M&Aをしながら、若い人材を積極的に登用し、育成。ホールディングスにして上場します。
吉岡 まさに再生の請負人の仕事といったところ。勉強になりました。

 

[ Column ]

本木氏に、中小企業の経営者に向けてメッセージをいただいた。「社長の決断と勇気が最も大切。お金がかかるからと言い訳をしないこと。お金をかけずにできることも半分程度あります」とのこと。また、教訓として「経営者は数字と法律を理解しなければならない。倒産する多くの会社はどんぶり勘定で、数字を把握しなければ経営はできない」との言葉もいただいた。

[ Point ]

学生の頃はバンドマンでデビューを目指していたこともあった本木氏は、柔軟で話の分かるクレバーな人物です。勉強家で、弁護士や税理士とも対等に話せるように知識を磨く努力を怠らないそう。リスペクトします。

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東神電工株式会社
代表取締役社長 本木 保則​
神奈川県川崎市中原区丸子通2-447​
TEL.044ー738ー2245
https://toshindenkogroup.com

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