インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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50号紹介

株式会社Mitsu Fisherman‘s Factory
島根の御津漁港から出帆
未来の漁師像を作りたい

「自分がやるべきことだ!」
地域への恩返しを全国へ


藤波 島根の御津漁港で勢いのある新興企業が生まれたそうですね。
小笹 御津は定置網漁業で知られる港です。魚を獲る漁師業が主な生業でしたが、加工や販売を行う会社を仲間と立ち上げました。鯖の塩辛や冷凍刺身などを加工・販売しています。
藤波 小笹さんはもともと漁師ではなかったと伺いました。
小笹 漁師の家に生まれましたが、保育士の仕事に就いていました。しかし、ある日、「若い漁師が入った」と喜んでいた漁師の父がうなだれていました。訳を聞くとその若手が辞めたと言います。その時、「自分がやるべきことをやれていない」と感じたのです。
藤波 『御津フィッシャーマンズファクトリー』ができた経緯を教えてください。
小笹 地域へ恩返ししたくて漁師になったものの、御津の現状は変わらず。「このままじゃいけん!」「現状維持は怠けているに等しい」と考え、と少しずつやり方を変えました。若い漁師も増やそうと後輩や保育士時代の教え子、仲間を誘い、ひとり一人に全力で思いを語りました。そのメンバーが土台になり『御津フィッシャーマンズファクトリー』が生まれました。はじまりは、私が用意した小さな収入でしたが、そのうち皆に「絶対、いいモノでないと」と意識も変わり、仲間と法人化することになりました。
藤波 今後の構想を教えてください。
小笹 他業種とも連携しながら、さらなる人材確保を行い、様々な漁業の可能性を追求かつ実行し、連携のサイクルを生むのが目標です。また、このモデルケースを全国に広げて日本を元気にしたいです。
藤波 日本の漁業を変えてください。

 

[ Column ]

『M.F.F』では、島根の海で獲れた新鮮な魚介を加工販売している。自慢の主力商品は、『御津鯖の塩辛』。釜炊きの塩『浜守の塩』とサバのみで作った濃厚な旨味あふれる塩辛で、調味料としても重宝する。また、塩辛の製造過程で生まれる塩辛オイルは、イタリアンオイルと中華オイルで商品化。そのままつけても、料理の隠し味としてもぴったり。

[ Point ]

特殊冷凍した刺身で作った『漬け丼』がフレッシュでうまい!マサバと塩だけで漬け込んだ『サバの塩辛』は、ご飯が進む!この塩味はいいね!地域の名物になるんじゃないかな。刺身を『鯖の塩辛のオイル』にひたしていただくと贅沢なアレンジ料理に。

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株式会社Mitsu Fisherman‘s Factory
代表取締役 小笹 伸一朗
島根県松江市鹿島町御津402
TEL.0852-61-9193
https://mitsufishermansfactory0303.co.jp

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