インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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50号紹介

渡りに麦
豊橋市で伝承ドイツパン
週に1度のおいしい出会い

ヘルシーなパンは病院食や
時短料理にも重宝します


藤波 愛知県豊橋市にあるドイツパン専門店にお伺いしました。
大輔 2022年にオープンした『渡りに麦』というお店です。皆さんにドイツパンのおいしさや文化を知ってもらうお店として、週に一度だけ開いています。私の妻は、ザクセン州のライプツィヒで修業した『ドイツ国家認定の製パンマイスター』で、お店の他に豊橋調理製菓専門学校にて授業を担当。私はシステムエンジニアでもあり、店の経営面を担っています。
藤波 こだわっている点はありますか。
篤子 ドイツのパンは約1000種類あると言われ、食文化遺産に認定されたドイツ固有のもの。ドイツ人により長く大切に守られてきた味です。ドイツパンは、例えば「ライ麦パンって呼ぶならこういう配合」という規則が法律で決まっていて、それに準じて皆さん作るというルールがあり、基本的にパン屋さんになるには、マイスターという国家資格が必要になっています。配合が法律で決められてるっていうことはみんな同じ味じゃないのってなるんですけど、そこで味の違いが出てくるのが酵母の味なんです。また、伝承の味ですから、もちろんレシピがあるのですが、温度だったり水だったりで全然味がかわってきてしまいますので、「今日は種に元気がないな…」と常に、焼き加減や寝かす時間を調整しています。
藤波 『渡りに麦』に込めた思いは。
大輔 私たちは人が好きです。ドイツパンを知りたい、学びたい方が発見できるような「渡りに船」の存在になれるような店にしようと考えました。ライ麦パンは糖尿病患者の病院食にもなるヘルシーなパンですし、ドイツの夕食は『コールドディッシュ』と呼ばれるパンにチーズやハムをのせて食べるような習慣があり、日本のお母さんの時短料理にも役立つはず。色んな方の橋渡しになれるような店でありたいです。
藤波 今後もがんばってください!

 

[ Column ]

同店は夫妻のスケジュールにあわせて、現在は火曜日のみ工房にて営業、24年度はさらに営業を増やすよう計画中。その他、スーパーへの卸し販売や地域のマルシェへの出店を通してドイツパンをPR中。将来的には、ドイツの伝承の味を伝える『パン教室』なども開いて、皆様に楽しみながら伝えたいそう。渡邉氏はパンに向き合う奥様に「世界一を目指してほしい」と願い、献身的にサポートする。

[ Point ]

うまい!食パンがわりになるドイツパンにソーセージを挟んでいただきました。朝はこういうのがいい。本場の味を再現したというソーセージも本格的。『ロッゲンミッシュブロート』もいただきましたが、これもまた味が違って、どれもおいしいね。

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渡りに麦
代表 渡邉 大輔
マイスター 渡邉 篤子
愛知県豊橋市牟呂町南汐田52
TEL.070-9039-4754
https://watamugi.studio.site
https://www.instagram.com/watamugi2021

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