いちごのひろせ
先端技術と自然への敬意
苺を愛する研究者
IoTで多品種を生産管理
お客様の声が何よりの肥料
東京農業大学出身、農業経営士である廣瀬氏。苗床を腰の高さに設置し、苺の生育に最適な環境整備を可能にする高設栽培をいち早く導入。東京ドームの約2分の1という広大な農場で、交配にはミツバチ、害虫対策に有益昆虫が活躍するハウス内。化学農薬の使用量を最大限少なくした準有機の特別栽培で苺が育つ。IoTを利用し外からでもハウス内を常時監視・徹底管理できる環境が整い、10種類の苺を生産。そのうち1種は新たな苺苗を研究するメーカーと共同開発する研究種だ。
農業の先端技術を積極的に導入する一方で、廣瀬氏は「自然の原理原則に逆らっては、良い苺はできない」とも言う。品種ごとの違いはもちろん、季節、気候、気温、肥料や水やりのタイミングなど実に細やかに作られた苺は、「茨城いちごグランプリ」で複数回入賞を果たすなど、その濃厚かつ芳醇な味わいは折り紙付き。
農園併設の直売所のほか、地元の道の駅などに自ら足を運び出店するのは、お客様の生の声を聴きたいから。「お客様の声こそ、よりよい苺を作るきっかけ。新しい技術をどんどん取り入れ、お客様が欲しいと思う苺を作っていきたい」と愛情溢れる苺の研究者・廣瀬氏の大きくてとっても甘い苺、一粒いかが。
[ Point ]
6種類の苺をご用意頂き、幸せすぎる苺の食べ比べ!品種ごとに甘みと酸味のバランスや粒の大きさ、食感に特徴がある中、私はやよいひめとひたちひめがお気に入り。「苺がどんな果物か」を、博識とユーモアを交えて教えてくれる廣瀬さんのガイドを聞きながら、いちご狩りをしたいです。
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いちごのひろせ
代表 廣瀬 勝志
茨城県筑西市蓬田362-1
https://www.ichigono-hirose.jp
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