インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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50号紹介

株式会社DIT JAPAN/THE REIMI Cosmetics Co.,LTD.
日本で信頼される商品を
「だつだつシャンプー」誕生秘話

産業部品取引の経験を
美容事業に生かす


藤波 御社は韓国に本社を持つ日本法人なのですね。グループ会社が新しく美容事業に力を入れていると伺いました。
NAGYEOM 当社の主な仕事は日本企業との産業部品のお取引です。しかし、2016年から平野CEOの挑戦があり、『THE REIMI株式会社』を設立。『THE REIMI COSMETICS』として、多様な美容商品を取り扱っています。扱うのはオリジナル商品と総販売代理店契約を独占的に結んだ韓国コスメ企業の商品です。
藤波 御社は『だつだつシャンプー』という商品でおなじみですね。
HIRANO これは、私が開発した商品でお父さんの抜け毛対策のために生まれた°@能性ケアシャンプーです。すでにAmazonといった大型のECサイトや『ドン・キホーテ』で3万個以上が売れています。
藤波 どういった特徴がありますか。
HIRANO ベイビー用品で使われる成分を使用したやさしく、刺激のない天然由来の洗浄成分が最大の特徴です。
NAGYEOM もともと韓国の大手原料会社とのお付き合いがあり、そちらを中心に信頼に足る原料会社の複数とパイプを持っており、アレルギーテストもしています。当社は日本の土木業者に商品を納める仕事に携わっており、ごまかしたらどういう結果を招くか分かっていました。このシャンプーは子どもが触り、口に入れても害がありません。韓国本社と連携し、梱包から材料手配まで本社でまかなえる安定感もあります。

お父さんたちのために…
共感から始まった商品企画


藤波 平野さんは、どういった経緯で『だつだつシャンプー』を企画したのですか。
HIRANO 私は韓国の商品を卸す化粧品問屋を約10年間やっていました。薄利なビジネスでした。ショップチャンネルなども扱いましたが、輸入品をPRするのは大変。「私はいつ頃、儲かるんだろう」と悩んでいました。家に帰る電車で私はくたくたに疲れて、「死にたい」と思うほどでした。ふと横をみるとお父さんたちが安い発泡酒を持っておなじようにクタクタに疲れ、電車に揺られている。髪は油まみれ。その姿が自分と重なりました。そのときに、ふと「どうして美容は女の人のモノなんだろう」という考えが頭をよぎったのです。私は「お父さんたちのためになにか作ろう」と思いました。口からぽろっと「だつだつ」というネーミングが出ました。そのキャラクターは髪の毛が4本しか残っておらず、朝に起きるといつも髪の毛の数を確認する。子供たちから加齢臭を嫌がられ、上司にがみがみ言われる40〜50代男性です。今ではこのシャンプーから派生して、若者用のリップなどへも開発を広げました。
藤波 ユーモラスで共感できる商品だ。

自ら拓いた美容と安全
勉強すれば自分のもの


藤波 『だつだつ』の成分について、その内容が良質と評判だそうですね。
HIRANO 東京の美容クリニックでもシャンプーの取り扱いがあり、「防腐剤が一切入っていないのに泡が立つ」と驚かれます。当社は日本の大手化粧品メーカーでも取得できなかった米国の食品衛生基準『FDA認証』を取得できることが決まりました。開発段階でその認証を見越すほど徹底して素材にこだわったからです。
藤波 なぜ、それが実現できたのですか。
HIRANO ほとんどの化粧品会社はOEMで製品を作ります。しかし、私は10年前にそれを知らず、独力で開発しました。1時間3万円で検査場を借り、バイトを雇って成分の研究をし、2年以上かけ、開発費に1千万円をかけました。私は鄭社長に「きちんと勉強しておけば自分のものになる」と言われたのです。鄭社長は勉強家で、私もそれに従いイヤというほど成分の勉強をしました。それが今、実を結んでいます。
藤波 今後はどのような夢を。
HIRANO 今、当社では「地肌に付けても問題ないトリートメント」といった複数の企画の商品化が決まっており、大手量販店でも今後、商品陳列棚の一角を同シリーズにしたいと計画しています。今後も今までになかった製品を商標登録してリリースし、『だつだつ』を世界に広げます。
NAGYEOM 平野さんのような挑戦を、社内で共感できる組織であれば、挑戦できる企業風土が生まれ、グループとしてますます展開できるはずです。私自身は周囲に感謝しながら、仲間とチャレンジを続け、引退後は地域貢献できるような人間になりたいです。
藤波 ご活躍を期待しています。  

 

[ Column ]

だつだつシリーズは成分の良さだけでなく、キャラクターが面白いとネットで話題。そこで同社は美容シリーズだけでなく、イヤホンといった電化製品の開発にも手を広げている。すでに大手電気販売店との取引が決まり、様々なバリエーションが登場。街のあらゆるところで『だつだつ』を目にする日も近い。

[ Point ]

平野さんの夢は『だつだつ』。全世界にだつだつの商品を広げ、いつかネット上でだつだつを愛する「お父さんの日」を作り、全世界のお父さんたちと乾杯をする日を作りたいそう。そのときは、私も一緒に乾杯したいものです。

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株式会社DIT JAPAN/THE REIMI Cosmetics Co.,LTD.

株式会社DIT JAPAN
代表取締役 JUNG NAGYEOM

THE REIMI Cosmetics Co.,LTD.
CEO REIMI HIRANO

株式会社DIT JAPAN
THE REIMI Cosmetics Co.,LTD.
広島県広島市南区東雲本町2-15-12 セレッソコート東雲公園
TEL.082-569-6964
http://ditjapan.biz/jpn
https://the-reimi-cosmetics.com/ja

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