インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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50号紹介

株式会社永樂屋
誇りと伝統を次世代へ
彦根仏壇の工芸革新

デザインと伝統継承で
『七職』を次世代へ


年に2度開かれる仏壇展示会の日。「おこしやす」と丁重に迎えた社員たちのはっぴには『永樂屋』と染め抜かれた社名が輝き、その表情から看板への誇りが感じとれる。
 創業は文政3年。全国でもその工芸価値が知られる『彦根仏壇』の中でも『永樂屋』は最も歴史ある大店だ。
 「彦根仏壇は工芸の技の集合体。ひとつの仏壇に対し、七職と呼ばれる工芸職人―木地師・宮殿師・彫刻師・漆塗師・金箔押師・蒔絵師・錺金具師が分業体制で技を集結させます」と宮川工場長。
 娘婿として、歴史ある会社の一員になり数年。「仏教のこと、職人の技、ひとつとっても奥深く、すべて学ぶことばかり」と感に堪えない様子。
 『永樂屋』は、仏壇が衰退する中でも、その看板で彦根の工芸職人たちを守り続けてきた。逆に言うと工芸品としての価値の高さゆえに看板は守られてきたとも言える。
 「しかし、今は時代の変化を見据えています。技術力を生かしたダウンサイジング。デザインと工芸の組み合わせで、新たな合掌のカタチ≠模索し、伝統を守ります」と決意を語った。

 

[ Point ]

展示会では木地師たちの手仕事を間近で見ることができる。温度変化や埃を嫌う漆塗の作業には、ガラス越しに漆塗師たちの技を観察できる他、職人と直接会話ができるようマイク環境も準備されている。工場見学は常時可能。開かれた工芸工場の姿が感じられる。

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株式会社永樂屋
工場長 宮川 拓也
滋賀県彦根市芹中町40
TEL.0120-23-1466
https://eirakuya.com

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