インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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50号紹介

有限会社竹松商店
東近江で切り拓く
現代竹製品の新領域

提灯弓とスツール
人材育成からの展開


 竹製品・竹の工場というと畳敷きに文机を連想するが東近江にある竹加工『竹松商店』では、20代からの若者が機械に向かい、工房というより工場のような風景が広がっている。
 竹の曲げ加工を得意とする同社の主力となる商品は提灯の持ち手『提灯弓』。軽量で火に強く、頑丈な竹材に代わる素材はない。他、一点ものの竹加工の依頼がある。
 そんな中、竹松商店が直接エンドユーザーに販売するモダンなオリジナル商品の開発に乗り出したのは理由がある。 「私がやってきたのは人づくり。ベテランの職人と並行して新人を入れ、曲げの技を受け継いできました」と川端代表。
 若手のリーダーを企画に抜擢し、交渉からPRまで一任。外部からの刺激で若手職人のモチベーションと見識をあげ、職人の枠をこえた戦える人材を育てたいとの思いだ。
 同社の展開するブランド『BBシリーズ』のスツールは洗練されたデザインで、現代のインテリアにマッチする逸品。革の持ち手がついた『竹かご』のクラウドファンディングにも挑戦した。「私は、すでに竹に固定概念がある。だからこそ今の職人たちには異分野の刺激を入れる」と意気込みを語る。  

 

[ Point ]

竹の常識をくつがえす新しいデザインへの挑戦は、コロナで祭りが減り、提灯持ち手の受注が止まったことがきっかけだった。若手社員のほとんどは、工芸大学などで竹の細工を学び、竹素材を愛して就業したメンバー。彼ら自身もまた竹のようにしなやかに成長することが期待される。

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有限会社竹松商店
代表取締役 川端 利幸
滋賀県近江八幡市中村町703
TEL.0748-33-3268
https://www.tkm.co.jp

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