インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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61号紹介

有限会社カタギリ
銀行員から異業種へ転身
生コン業界の組織改革者

顧客の奪い合いは不要
横断的な協力を心がけて


イザム 地域密着で生コンクリートを扱っています。御社の成り立ちは。
 当社は今年で40周年を迎える、生コンの製造・販売会社です。仙台市を拠点に近郊への供給や東北各地への卸も行っています。私は地元宮城県出身で、前職は銀行員でしたが、8年前にM&Aで本事業を継承しました。
イザム 大きな転身ですが、一定の成果を残されたと伺いました。
 ゼロからの挑戦でした。当社の生コン工場は震災復興で需要が高まる一方、後継者がいない状況でした。私は入社以降、組織体制を立て直し、7年間で売り上げを急成長させました。
イザム 従業員の働き方や若い世代の意識にも着目して改革されたと。
 生コン業界は全体的に若手が定着せず、人材不足が続いています。今の若い世代は「自分の時間を大切にしたい」という意識が強くなり、自分らしさを求める傾向があります。私は従来の体育会系的な育成ではなく、時代に即した教育や制度を模索してきました。
イザム 現在は、収益不動産事業にも進出されていますね。
 はい。木造アパートを自社で建築し、利回り6〜7%で販売しています。東京の投資家から見ると仙台の相場は非常に割安です。新事業の強みを経営に生かし、社会に還元したいです。
イザム 長期的な展望については。
 生コン会社として東日本全体のカバーを狙います。また、私は第三者承継で会社を継ぎましたが、将来は社員から経営者を育成したいと考えます。
イザム 地域や業界への思いについて教えてください。
 一昔前は業界内での価格競争が主流でしたが、今は仕事を分け合う共存共栄が大切です。慣習にとらわれず社会へ還元していきたいです。
イザム 柔軟な発想で、地域の未来が切り拓かれていくのだと感じました。

 

[ Point ]

橋代表の若い子たちへの柔軟な対応に学ぶところが多くありました。体育会系という感覚も古くなり、芸能界でも昔と比べて、「若い人は仕事への向き合い方がずいぶん変わったな」と感じていますが、それも時代の流れですよね。コンクリート業界に意外な共通点を見出しました。

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有限会社カタギリ
代表取締役 橋 武仁
宮城県仙台市宮城野区中野字神明154
TEL.022-258-6377
https://www.katagiri-sendai.co.jp

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