インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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61号紹介

辰巳屋食品株式会社
伝統を継ぎ、挑戦を重ねる
徳島発、新鮮白瓜の奈良漬

老舗が守る味と新しい工夫
地域が一体となって歩む



藤波 こちらは『奈良漬』を作られているそうですが、奈良漬といえば、奈良県でつくられているものとばかり思っていました。
田中 実は徳島県は、奈良漬の原料となる『しろうり(白瓜)』の生産量が日本一を誇っています。このあたりは藍住町といって、昔は藍作(阿波藍にかかわる産業)で栄え、日本で6番目に豊かと言われる土地でした。しかし、海外から安価な合成染料が入ってくるにつれて、藍作は衰退し、他の産業へと進出していきました。その中で成功したのが、しろうりの栽培だったのです。我が家も昔は藍作をしていましたが、先々代から漬物業を始め、先代から奈良漬づくりに取り組んでいます。
藤波 では、早速いただきます!(味わって)おいしい!まろやかな味で、パリパリとした食感が抜群。ごはんが進みますね。
田中 『辰巳屋食品』の奈良漬は、低アルコールですっきりした甘味が特徴です。しろうりのほかにキュウリも使っており、お子さまにも食べやすいタイプ。自社農場および契約農場で収穫したものを、鮮度の良い状態のまま加工しています。最低でも市場に出るまで6カ月はかかり、時期によっては1年寝かせることも。商売としては決して効率が良いとは言えませんね(笑)。
藤波 忙しい時期はありますか。
田中 やはり、うなぎの蒲焼きには奈良漬が欠かせませんので、土用の丑の日前が一番忙しいですね。うちは千枚漬も扱っていますので、夏は奈良漬、冬は千枚漬と、季節ごとの忙しさがあります。加工の合間には農作業も行い、野菜の卸売業も営みながら、安定した経営を意識しています。
藤波 新たな取り組みもされています。
田中 はい。実は春にんじんも町の特産品で、にんじんを真空フライした『にんじんスナック』なども販売しています。また、地域の研究機関と連携し、新しい農作物の栽培にも協力しています。私たちは地場野菜を活かし、地域経済を活性化させたいと願っています。農業・行政・人が一体となり、皆で元気な町をつくりたい。そんな場所なら、若者もきっと帰ってきたくなるはずです。
藤波 伝統の味と新しい挑戦、地域を思う気持ちが伝わってきますね。

 

[ Point ]

先代はとても厳しい方だったそうですが、その中でも自由に新しい挑戦をさせてくれたそうです。
現代表の民夫さんは、その想いを受け継ぎながら、小分け販売など時代に合った工夫を重ねてきたそうで、老舗の底力を感じました。

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辰巳屋食品株式会社
肩書 代表名
徳島県板野郡藍住町奥野字乾187
TEL.088-692-2103
https://naraduke.shop

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