がじゅまる/株式会社YKT.Asset
建築・設計の現場から見えた
本当に地域に必要な事業所

ネイル、モールフラワー、水耕
栽培で明るい環境を目指す
藤波 昨年9月に就労継続支援B型事業所『がじゅまる』をオープンされたきっかけを教えていただけますか。
石原 私は前職がカウンセラーでして、その後は建設業に転向し、主に設計の仕事に携わっています。あるとき、当社が請け負った学校の改修工事に関わる中で、以前に比べ特別学級を利用する生徒さんが大幅に増えていることに気づきました。カウンセラーとしての経験も重なり、「この子どもたちが社会に出たとき、本当に一般企業で働くことができるのだろうか」と考え、彼らが一般就労へ向かうための訓練の場であり、心を養う通過点≠ニなる場所をつくりたいと思ったのがきっかけです。
藤波 発想を実現させる行動力がありますね。作業内容についてはいかがですか。
石原 利用者さんには明るく楽しく仕事をしてほしいので、内職のような作業だけではなく、SNSで人気のモールフラワーやネイルチップの制作など、クリエイティブなものづくりを中心にしています。利用者さんの興味を伸ばすことを大切にしているのです。水耕栽培も種から育てており、環境づくりから皆で考えながら手作りしています。私たちは別業種から参入したこともあり、先入観にとらわれない雰囲気づくりができていると感じています。
藤波 地域や一般の方との交流にも力を入れていると伺いました。
石原 閉鎖的になってしまうと、社会に出たときに困ってしまいます。ですからコミュニティへの参加をとても大切にしています。作ったものを販売したり、事業所内で一般の方を招いたワークショップや箱庭療法のセミナーを開催したり、近隣の飲食店と提携したりすることで、地域とのつながりを広げています。
藤波 今後の展望についていかがですか。
石原 どうせなら、その時間を楽しく過ごせるようにしてほしい。このスタンスを大切にしながら事業所を広げていきたいですし、私たちの取り組みが地域や業界全体への良い刺激になればうれしいです。
藤波 働く時間を楽しく過ごせる場所づくりは本当に素晴らしいですね。ぜひ、素敵な地域を設計≠オてください。

[ Point ]
元カウンセラーという経歴を持つ代表だからこそ、心に寄り添う温かい支援ができるのだと感じました。利用者が明るく前向きに挑戦できるこの環境が、今後さらに発展していくことを楽しみにしています。
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がじゅまる/株式会社YKT.Asset
代表取締役 石原 裕子
大阪府大阪市東住吉区照ヶ丘矢田1-3-9
TEL・FAX.06-4305-7942
https://www.instagram.com/gajyumaru139
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