インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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63号紹介

洞川温泉 あたらしや旅館
創業250年の老舗行者宿
番頭と紡ぐ新たな歴史とは

時代に合わせ変化しながら
変わらないものを大切に


藤波 暖炉の薪がパチパチと爆ぜる音がとても心地よいですね。まずは行者宿の歴史からお聞かせいただけますか。
京谷 『洞川温泉 あたらしや旅館』の創業はおよそ250年前です。洞川は幾度か大火に見舞われ、当館も一度焼失しました。現在の建物は昭和29年に再建された木造建築になります。
藤波 創業250年とは驚きです。肩書も主人と番頭と、歴史を感じさせます。
京谷 番頭というのは宿の手配から怪我の対応まで一切を担い、お客様のお世話をするのが役目です。昔からここは大峯山へ修行に向かう山伏のための「行者宿」でした。馴染みの方々とは、家族のように親密な距離感でお付き合いさせていただいています。
藤波 宿泊客と深い絆があるのですね。大西さんは4年ほど前に継がれたそうですが、どのような経緯だったのでしょうか。
大西 縁あってこちらで働いていた時期に、先代が体調を崩されたのがきっかけです。当初は宿を閉める話もありましたが、歴史ある宿を途絶えさせてはいけないと引き継ぐことを決意しました。
藤波 飲食業からの転身と聞きました。変革された部分も多いのではないでしょうか。
大西 そうですね。ただ、変えすぎてはいけない部分もあります。暖炉の火や番頭との距離感といった良さは守りつつ、地元の猪肉を使った『ぼたん鍋』など、現代のお客様が喜ばれる工夫を取り入れています。
京谷 暖炉の薪も私が山で割っています。手間はかかりますが、ガスにはない柔らかい温かさが好評です。冬に仕込む名物の『かきもち』も手作りで続けています。
藤波 この火は本当に心が安らぎますね。
大西 最近は海外のお客様も、日本の昔ながらの趣や空間そのものを楽しんでくださっています。
藤波 最後に展望をお聞かせください。
大西 目標はこの『あたらしや旅館』をさらに100年、200年と続けることです。行者さんも世代交代しています。次の世代がまた帰ってこられるよう、しっかりと暖簾を守りつないでいきたいですね。
藤波 お二人の温かいお人柄に触れ、心が洗われるようでした。

 

[ Point ]

奈良県吉野の金峰山にある蔵王権現に参拝する行者講(ぎょうしゃこう)の皆様と、宿との深い絆のお話がとても印象的でした。また、関東から来た大西さんの感性と、洞川を知り尽くした京谷さんの想いが融合しているのが印象的でした。

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洞川温泉 あたらしや旅館
主人 大西 宏
番頭 京谷 友明
奈良県吉野郡天川村洞川215
TEL.0747-64-0045
https://www.atarashiya.com

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