インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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51号紹介

花嫁わた株式会社
愛着ある布団のために
わたしたちができること

一枚の布団、一本の電話
ひとつひとつを大切に


手塚 綿や羽毛など様々なお布団をリフォームしてくださる会社ですね。
山口 当社は明治14年から6代にわたり、皆様の布団を研究し、大切に打ち直してきた会社です。戦後、高級だった布団は安価になり、捨てるものになりました。今、東京における粗大ごみ1位は長年布団。東京23区だけで年間95万枚以上が捨てられています。しかし、布団の綿や羽毛は限りある資源です。現会長が布団のリフォーム事業を始めたキッカケは、お客様の声と大切な資源を守りたい思いからでした。お客さまに新品の布団をお届けする道すがら、街のあちこちに古い布団が捨てられていました。お届け先の押入れにはまだたくさんの布団があり、「本当は今あるものをどうにかしたいのだけど」と仰ったのです。
手塚 お客さまお一人おひとりに、丁寧に接していると聞きました。
山口 お客さまの思いを預かり、カルテを書き、電話でどのようにするか相談します。コールセンターでの電話は短くても30分。お客さまの声を大切にして、親密な関係を作ってきました。私は韓国の地方でおひさまの匂いがする綿布団でぐっすり眠って育ちました。大学を卒業して来日。『花嫁わた』に出会ったとき、その布団への思いや、お客さまに接するあたたかい心に感動しました。自分は何千件のお客様の思いを受け取り、その上で新たなストーリーを繋いでいくお手伝いのことができることを誇りに思ってます。
手塚 布団に関して様々なご提案もなさっているのですね。
山口 布団が長く使えることを思い出していただくのも企業の役割。リフォームで削減されるCO²量も伝えて、よりたくさんの方々にも地球にも、体にもやさしいライフスタイルを提供していきたいです。
手塚 他にはどのようなサービスが。
山口 布団を捨てる選択になったとき、それを引き受けてシェアする「羽毛シェアリングサービス」を新しく展開しております。フェーズフリーの2wayの寝袋も利用可能ですのでぜひ、ご相談ください。
手塚 それもまた、心ある事業ですね。

 

[ Column ]

「花嫁わた」は荒川区でのSDGs達成に向けて取り組み、「荒川区エコフォワード事業者」に認定されている。また、「東京ものづくりアワード」でも表彰。その展開はただ、布団をリフォームするだけではなく、「ふとんのガイドブック」をリリースし、「どのようにすれば布団を長く使えるか」の提案をするなど、モノを大切にする精神を伝える。

[ Point ]

取材を通して、布団を大切にしていた時代を思い出しました。モノが安くなったからといって、地球上に資源が増えたわけではありませんよね。限りあるものを大切にする思いが広がることを願います。

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花嫁わた株式会社
常務取締役 山口 美真
東京都荒川区東日暮里6-49-18
TEL.03-3803-3311
https://hanayomewata.jp

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