インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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51号紹介

有限会社マルヨシ水産
老舗網元が支える
愛媛県西予市のしらす産業

世代を超え引き継がれる老舗網元
ワンストップで『安心安全』を全国へ


藤波 おいしいなぁ〜。やはりしらすの名産地だけありますね。『浜田のちりめん』で知られるしらすを専門で長く漁し、加工されていると聞きました。
M田 祖父の代からの網元で、しらす専門。漁獲から製造・販売まで、一貫生産でやっています。私は幼い頃から海が好きで、毎日、海に出て、漁をしてきました。現在、八艘の船団チームが近海で漁獲。当社の商品は豊洲中央卸売市場をはじめ、全国へ鮮度の良いものを届けます。旬は5〜7月、9月〜11月で、その時期のしらすは特においしいです。
藤波 これまでどんなご苦労が。
M田 最大の苦労は人手不足です。しらす漁は一朝一夕に覚えられるものではありません。労働時間が不定期なこともあり、若い方が続きません。私と最近帰ってきてくれた息子が中心となって、同業者と助け合って仕事をしています。
藤波 気を付けていることは。
M田 やはり安心安全ですよね。海には危険がつきもので水難事故もありますので、皆が無事にケガなくやれることがイチバンです。お客さまの安全に対しては、特に自社製造ラインでの衛生面に気を遣っています。しらすは自然のものですので、異物混入などがないかなどもしっかり見ています。
藤波 色々な方に知ってほしいですね。
M田 息子は「他社と比べても、技、品質ともにうちが一番。厳しい業界の中でも一番と思える気持ちを守っていきたい」と言ってくれます。妻や母は「一生懸命とってきた魚を知ってもらうのが私たちの仕事だ」とがんばってくれる。皆でしっかりとした仕事をして、色々な方に知ってもらいたいです。
藤波 私もお手伝いさせてください。

 

[ Column ]

3年前に帰ってきたM田氏のご子息も、子どもの頃から海に馴染んで暮らしてきた。しかし、しらす漁に関しては、「まだまだ教えてもらうことばかり」と話すほど、熟練の網元になるのは険しい道。人手不足にあえぐ一方、誇りを持って親から子へと受け継ぎ、家族が手伝うその姿はうらやましくもある。「家業にプライドを持って働いている」というしあわせが見える。

[ Point ]

自ら漁に出て、加工販売まで責任をもって行う『マルヨシ水産』のM田さん。レストラン『あけはまーれ』で自ら今朝、漁をしてきたしらすをご馳走してくれました。開口一番、「おいしい!」と。商品の差別化は難しいと仰っていましたが、なんのその。絶品でした!

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有限会社マルヨシ水産
代表取締役 M田 哲也
愛媛県西予市明浜町高山甲3529
TEL.0894-64-1180
https://maruyoshi1180.co.jp

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