インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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51号紹介

はじめ農園
南島原のこだわりみかん
食べやすい六次化に挑戦

減農薬・無化学肥料の果実
老舗菓子店や学生とコラボ


藤波 いつも私の妻が代表を務める食品会社『藤波家の食卓』の仕入れ(みかん)でお世話になっている『はじめ農園』さん。久々にお伺いしましたが、相変わらず減農薬・無化学肥料でおいしい柑橘類を作り続けていますね。
馬場 はい。私ももう78歳になりました。畑は息子たちに任せながらも、私の方は六次産業で加工に力を入れ、新品種や新食材へも挑戦しています。
藤波 はじめて、はじめさんの作ったみかんを食べたときに感動して、ぜひコラボしたいとなったのです。
馬場 あのときに扱っていたみかんジュースは甘さが人気の『まるごと花子』と酸味がおいしい『不知火(しらぬい)』ですが、さらに最近、酸味が少なくて食味の良い『みはや』という品種を使った『ときめきみはやジュース』も出しました。今は3本セットでも販売しています。
藤波 これはおいしい!人気が出そうですね。果実の評価も高い中、加工品に力を入れるのはなぜですか。
馬場 見た目が悪いだけで味は同じなのに、どうにか出来ないかと思い加工を始めました。ジュースを作り販売しましたが、一度に作っても売ることが出来ず、果汁を冷凍することで販売期間を長くすることが出来ると冷凍果汁の販売を始めました。冷凍果汁は初めてのことであり、どんな加工食品が出来るのかと思い悩んでいる時、地元の農業高校生がクラブで加工食品に取り組んでいるのを知り、材料を農業高校に持ち込み、一緒になってコラボを始めました。『レモンタルト』が出来、その味が長崎の老舗店 梅月堂さんの目に止まり、農校生と梅月堂さんと我が家のレモンの三者コラボでレモンタルト『レモッタ』が出来ました。その他にも、長崎古川町の焼菓子専門店 ママン・ガトーさんのレモンを丸ごと使用した『窯焼き熟成缶ケーキ』、南島原市の洋菓子店 ガトーフリアンさんのレモンケーキ『碧の檸檬』、雲仙市の小浜食糧株式会社さんの『長崎銘菓レモンクルス』、諫早市の杵の川酒造さんの『はちみつレモン酒』などが出来ました。さらに、地元のそうめん屋さんとコラボした『レモンそうめん』、小浜の老舗旅館 伊勢屋さんと不知火果汁でコラボしたゼリー・ドレッシング・パスタ、雲仙のレストラン グリーンテラス雲仙さんではレモンステーキやレモネード、地元のアイス屋さんとのコラボなど…色々と挑戦しています。
藤波 はじめさんは歳を重ねてからもチャレンジ精神旺盛ですね。
馬場 ええ、最近はアボカドを200本植えました。
藤波 これからもお願いします!

 

[ Column ]

『はじめ農園』はマルチと呼ばれる白いシートを地面に敷いて、水分をコントロール。太陽の光がより多く届くように工夫する特別な農法が特徴だ。減農薬・無化学肥料で栽培するのは昔ながらだが、収穫時の防腐剤やワックスなども一切使用せずに、自然のままで鮮やかな発色を出す。50年間の研究が生み出した甘さに取材班も感心。

[ Point ]

2017年に取材したときも、「ひとりのおじいちゃんがこれほどおいしいみかんを生み出すなんて」と感動しましたが、今回もまたそのチャレンジ精神に刺激を受けました。私も負けていられませんね。ファイトをもらいました。お互い元気でいましょう!

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はじめ農園
代表 馬場 一
長崎県南島原市南有馬町丙3401
TEL.0957-85-2658
https://hajimenouen.com

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